2008年11月9日日曜日

トヨタ期間工縮小!仲間たちよ旅に出ろ

 トヨタ自動車(愛知県豊田市、東証1部上場)は6日、2008年9月中間期決算発表の記者会見を行いました。営業利益が前年比7割以上の大幅減益となり、2009年3月期末の利益が1兆円を割り込んで6,000億円程度にとどまるとの見方を示しました。

 このため、期間従業員と呼ばれる短期雇用の社員から最優先で削減する方針を固めたと日本経済新聞が報じました。6月いっぱいで新規の採用を中止。現在契約している期間従業員も期間が満了次第、退職させる方針で、2009年3月までに最盛期の3分の1にあたる3,000人まで減らします。

 トヨタの期間従業員は、長期の旅行に出ていたバックパッカーが、一時帰国して稼ぐにはもってこいの仕事でした。2005年から2006年の最盛期には名古屋・大阪でほぼ毎日、外部の面接会場を確保する一方、トヨタ東京本社(東京都文京区)などの自社施設も使って面接していました。
 採用通知書を送るべき住所さえあれば、ほぼ確実に採用され、寮住まいや社会保険もバッチリ。毎週月曜日に勤務時間が変わる変則2交代勤務に耐えられる体力と、最低4ヶ月間の国内拘束で、1ヶ月30万円以上稼ぐ人や、中には数十万円から100万円以上を稼ぎ、タイに戻る沈没組もいました。

 今回の縮小で、トヨタのラインを離れられているあなた。その給料、どう使いますか? 円高の今こそ、バックパッカーとして旅をする大チャンス。バンコク・カオサン通りを目指してみては? 旅の先輩たちが、あなたの決断を待っています。