2009年4月5日日曜日

週刊実話のタイ記事に明らかな誤解が

 東京で発行されている週刊誌「週刊実話」(日本ジャーナル出版、350円)に最近、タイの風俗を紹介する記事が載りました。その中で、タイ事情に詳しい人間ならすぐに判る、しかも致命的な誤解をしている点が見つかりました。

 4月16日号の61ページ。「アジアン風俗の穴場 タイ・チェンマイ」というカラー4ページ記事の中で、バンコクで発行されているフリーペーパー「DACO」を、チェンマイのフリーペーパーとして紹介しているくだりがありますが、DACOはチェンマイを対象としていません。バンコク首都圏内と近県を対象としており、担当者の明らかな誤解です。チェンマイで日本人向けに発行されているのは、「ヴィアンチェンマイ」と「Noise」です。

 担当した編集プロダクションが、現地の事情を十分に調査しないまま書いてしまった可能性があります。このような誤解は他の大手誌でもよく起こっているようで、なぜタイに精通したプロダクションに依頼しないのか、疑問の念を持っています。