2009年8月11日火曜日

トンブリ区民の深夜の足!路線シーロー[11ก]

 董事長ふくちゃんは、BTSシーロム線ウォンウィエンヤイ駅近くにアパートを借りました。既に何人かの読者の方が部屋を訪れてくださっています。
 ウォンウィエンヤイから中心街へは、24時間運行のバスもありますが、夜になると活躍するのが路線シーローです。

 シーローというのは、トゥクトゥクとよく似た乗り物。日本の軽トラックの荷台をお客様が乗れるように改造したもので、トゥクトゥクが3輪車であることから「サムロー」と言われているのに対し、シーローは普通の4輪車なのでこの名がつきました。
 スクンビットなどでは、トゥクトゥクと同様にタクシーの一種として運用されていますが、ここトンブリではソンテウの延長として一定の路線を運行するものがあります。ウォンウィエンヤイを通る路線シーロー[11ก]は、その中でも代表格といえます。

(画像:王宮前広場で発車を待つ[11ก])



 王宮前広場東側(プラナコン区)が始発点です。ここから、バス[82]とまったく同じルートをバンパコック(ラットブラナ区)まで下ります。サパンプットのナイトマーケットを横目に、ラマ1世橋を渡り、まっすぐウォンウィエンヤイへ。タクシン通りを南に向かい、BigCダオカノン店、テスコロータスラットブラナ店と下っていきます。
 運行は20時から翌朝5時までの夜間限定。20時から22時までは6Bt.均一、22時以降は10Bt.でOKです。
 ウォンウィエンヤイとスクンビットを結ぶBTSシーロム線はサイアム駅発0時18分が終電ですが、それ以降も[2]で王宮前広場まで来て、[11ก]に乗り継げば、[82]を待つ必要も、[40]でカルフールイサラパープから歩くこともありません。トンブリ区、チョムトン区、ラットブラナ区に住む住民の、深夜の生命線。末永く運行を続けてほしいものです。