2009年12月8日火曜日

今週いっぱいラチャダムヌン通り交通規制!!

 12月5日の国王陛下誕生日(父の日)前後に予定されているUDD軍(赤シャツ軍)の集会を封じるため、首相府は父の日の記念行事をとにかく盛大にしようと考えました。各省庁と国営企業を総動員し、12月3日(木)から今日7日まで、ラチャダムヌン通り全線(王宮前広場~チュラロンコン広場)を夜間車両通行止め(日本の歩行者天国に相当)にして大イベントを行っていますが、これが今週いっぱい、13日(日)まで延長されることが決まったとのことです。
 ラチャダムヌン通りの東半分を所管するナンルン警察署(ポンプラップ区)の警察官の証言で明らかになったもので、その理由について、10日(木)にUDD軍の集会が予告されたためだと説明、UDD軍潰しが狙いであることを暗に認めました。

 夜間車両通行止めは、期間中、18時から24時まで行われます。ラチャダムヌン通り全区間が歩行者天国になり、ラチャダムヌン通りへ車が流れかねない関連道路も車両通行止めになります。
 首都圏バス公団は、プラトゥナムから王宮前広場方面へのランルアン通りを通るバスは、パンファ橋の1つ手前のランルアン交差点(ポンプラップ区)で打ち切りとし、反対方向のサパンプットやピンクラオ橋から流れてくる路線は王宮前広場で運転を打ち切ります。[AE2]は、迂回運転でサムセン通り方面に流れ、カオサンまで運転します。サムセン通りからノンタブリ方面に向かうバスは、通常通りです。

 一方、運河ボートは通常通り、パンファ橋まで運航されます。

(12月10日追加)
 首相府は、UDD軍が予定通り、民主記念塔からコクウア交差点(カオサン通りの入口)にかけてのラチャダムヌン通りで集会を行うため、10日はイベントを中止とし、11日(金)から再開すると発表しました。