2010年2月6日土曜日

外こもりもポストペイド携帯電話を持てる!!

 日本人の外こもりすとがタイに来ると、携帯電話を持つとしても地元のプリペイド式か日本から持ってきた国際ローミングで、地元のポストペイド(請求書払い)式携帯電話は持てないと思うのが普通でしょう。ところが、タイでは持つことができるのです。董事長ふくちゃんが実際に確認し、持つことに成功しました。

 タイ最大手の携帯電話会社、AIS(正式社名:アドバンス・インフォサービス、パヤタイ区)は、外国人がポストペイド式携帯電話「GSM advance」を契約するにあたって、表向きにはパスポートと有効な長期ビザ、それにワークパーミットを揃えるよう求めています。ところが、実際はパスポートのコピーと、請求書がきちんと届く住所さえあれば、契約を受け付けるのです。


 AISショップ(直営店)、またはTelewiz(正規代理店。日本のドコモショップに相当)、あるいはイベント会場などに設けられる臨時ブースで、パスポートのコピーを提出すれば、意外にも簡単にポストペイド式のSIMカードを手にできます。新規登録の場合は、SIMカードを入手した翌日の午前10時頃にSIMカードをお手持ちの携帯に挿せば、使えるようになります。AISショップでは、One-2-Call(プリペイド)からの切り替えも可能です。

 ただし、ワークパーミットかタイ国内の銀行が発行したクレジットカード(デビットカードは不可)がない場合、上限金額が500Bt.に設定されます。請求書が届く前に、未払いの料金が500Bt.に達すると、発信ができなくなります。この場合は、AISショップかTelewiz、または銀行のATMで料金を支払うと、再度発信ができるようになります。
 当初の設定では国際電話は着信のみができ、発信はできませんが、AISショップで国際発信およびローミングの設定をしてもらえば(この設定は無料)、できるようになります。深南3県での発着信(前記事「タイ深南部には専用のSIMが必要」参照)も、契約する時点で住所と身分の登録をしていますので、深南部以外で契約したSIMであっても、普通にできます。

 唯一の欠点は、(タイ国内の)コンビニで請求書による支払いに応じてくれないこと。しかし、Telewizは県庁所在地クラスの都市ならどこにもありますし、銀行は4公庫(オムシン銀行=貯蓄金融公庫、BAAC銀行=農協金融公庫、GH銀行=住宅金融公庫、イスラム銀行=イスラム投資金融公庫)も含めてすべて対応してくれます。、またテスコロータスのレジでも支払いができるので、銀行が休みになる土日でも困ることはありません。

 ポストペイドに切り替えると、プリペイド式の常である残高を気にする必要がなくなります。音声通話で1日に10分以上の発信をするあなた、ポストペイドへの切り替えを考えてみてください。

AISコールセンター TEL (局番なし)1175