2010年4月23日金曜日

【速報】UDD軍、昨夜も実弾射撃していた!!

 サラデーン交差点に面したシーロムセンター1階のマクドナルドでは、昨夜は8時過ぎの1回目の爆発直後に営業を打ち切りました。ところが、今日23日の朝になって再度訪れてみると、窓ガラスに十数ヶ所の弾痕が見つかりました。

 昨夜10時前、シーロムの現場では5回目の爆発に気を取られていた警察や陸軍に向けて、UDD(赤シャツ)軍の戦闘員がライフル銃を発射していた模様。無色軍は4回目の爆発の際までに相当数の負傷者を出して散り散りになっており、残っていた数十人の反タクシン強硬派と、彼らを警護する警察に向けた発砲であることは明白です。

 UDD軍では事件直後、最高幹部のチャトゥポン下院議員が「我々は一切関係ない」と演説しましたが、射撃の方向に加え、4回目の爆発後にルンピニ公園で勝利の祝砲とばかりにロケット花火(バンファイ)を打ち上げて喜ぶ軍勢の大歓声が聞かれていることから、チャトゥポン氏の発言は単なる詭弁にすぎないと受け止められています。