2010年4月26日月曜日

UDD軍、赤シャツを脱ぎ始める

 ラチャプラソンショック22日目の24日夜、UDD(赤シャツ)軍はこれまで軍勢全員が統一して着ていた赤色の衣服を今後集会会場以外では使わないよう指示しました。万が一陸軍が強制排除に踏み切った場合でも、一般市民を装うことで会場への突入を阻止できると踏んでいるようです。

(画像1:私服に着替えて演説を聴くUDD軍勢)


 董事長ふくちゃんは26日夜、5日ぶりにラチャプラソンの会場で取材しました。UDD発行の活動家登録カードを持っている一般参加者には、私服に着替えた後も登録カードを首から下げて行動するよう指示されています。ただし、万が一に備える戦闘員と自警団は従来通り黒基調のシャツで統一されています。

(画像2:活動家登録カードがUDDの印だ)

 一方、ラチャプラソン周辺6ヶ所に設けられた会場への入場ゲートには、古タイヤと竹槍で作られたバリケードが従来よりも大きく積まれており、歩行者の通行にも大きく支障しています。会場へ入ろうとする参加者や通行人への手荷物検査も強化されています。