2010年7月19日月曜日

モーターバイクタクシーがいなくなる時間

バンコク首都圏で、タクシーやトゥクトゥクと並んで市民の重要な足となっているモーターバイクタクシー。自動車ベースのタクシーに比べて高い機動性が支持されていますが、深夜には営業しない運転手も多く、どうしてもの時に困ってしまいます。

スクンビット通りソイ33(ワッタナ区)のモーターサイは、24時から翌朝5時までは営業しません。この時間中はシーロー(軽トラックを改造したトゥクトゥク風の乗り物)も営業しないため、大通りからソイの奥へ入り込む交通手段はメータータクシーしかなくなります。昼間の走行に比べ夜は危険性が増しますが、それ以前にドライバーも人間、そして労働者ですので、寝る時間を確保しないといけないというのが最大の理由のようです。

ナナタイ通りやソイカウボーイで飲んだ外国人旅行者が、スクンビットエリアのホテルに帰る手段も、[2]かタクシーしかありません。

(画像:スクンビット33の入口で客を待つモーターサイ部隊)

これに対し、24時間営業しているモーターサイもあります。チャランサニウォン通りソイ75(バンプラット区)のモーターサイは、やはり24時間運行しているバス[203]に接続して、ソイの奥にあるアパートへ住人を送り届けています。通常は初乗り6Bt.ですが、22時から翌朝6時までは初乗り10Bt.に上がります。