2010年9月20日月曜日

ムクダハンからラオスへ(2)

 イサーン中部のメコン川に面した町、ムクダハン市に2006年12月、待望のタイ・ラオス第2友好橋が完成しました。ラオス経由でベトナムとタイを結ぶインドシナ東西回廊の要衝となったムクダハン。ここでの国境の越え方を紹介します。後半は、国際特急バスに乗って第2友好橋を渡ります。

(画像1:ラオス側審査場から第2友好橋を望む)

《橋は国際特急バスで渡る》
 第2友好橋は自動車専用なので、渡るには必ず国際特急バスに乗る必要があります。第1友好橋(ノンカイ市)と違って、両国の審査場間だけを往復するシャトルバスはないので、万が一自力で審査場にたどり着いたとしても出国審査後に国際特急の切符を購入しないといけません。

(画像2:ラオス側の国際特急車両。第1友好橋の車に比べてグレードアップされている)


 そもそも橋自体が、ムクダハン、サワンナケット両市街地から北へ7km程離れており、タイ側のタートパノム市(ナコンパノム県)からローカルバスで下れば別ですが、ラオス側は取り付け道路も分かりにくく、外国人旅行者が自力で審査場にたどり着くのは至難の業です。しかし、地元のラオス人の中には、ムクダハンのバスターミナルから乗ってもラオス側審査場で降りる人が相当いるようです。

《時刻はこちら》


ムクダハン発
サワンナケット発
7時
30

8時
30
15
9時
30
00 45
10時
30
30
11時
30
15
12時
30
30
13時
30
30
14時
30
30
15時
30
30
16時
30
30
17時
30
30
18時


19時
00
00

 運賃はタイとラオスで取り扱いが異なり、ムクダハン発はタイバーツのみの通用で45Bt.。サワンナケット発はバーツの他キップでの支払いもでき、13,000Kip。平日は17時30分以降出発の2便と、土曜日・日曜日は全便で、タイ側のイミグレ時間外手数料が5Bt.または1,000Kip上乗せされます。