2010年10月8日金曜日

プリペイドなのに有効期限のないケータイ!

 ラオスの携帯電話4位、Unitelはベトナムの同業3位、ベトテルの支援を得て携帯電話システムの強化に取り組んでいます。その過程で、固定電話よりも携帯電話のほうが広く普及しているというラオスの事情もあって、プリペイド式携帯電話にもかかわらず料金有効期限がないサービスを設けました。

 通常の有効期限があるプリペイドサービス(Unitel Economy)とは別に「Unitel 4ever(フォーエバー)」というSIMカードが売られています。ビエンチャン市内では10,000Kip(=40Bt.)。これにコンビニや携帯電話ショップでチャージをすればOK。董事長ふくちゃんも早速、手に入れてきました。

 都市部以外や少数民族では現金収入が少ない人も多く、固定電話はもちろん、通常のプリペイド式携帯を維持するのも大変です。タイでは1回のチャージで1年間の有効期限が与えられるSIMカード(前記事「Happyの料金有効期間を1年にする」参照)が広く普及していますが、ラオスでもより多くの人にITの恩恵を受けてほしいという狙いで考えられたサービスといえます。

 一方で、頻繁にラオスへ出張される外国人ビジネスマンには、出張の度に電話番号が変わることがないという利点もあります。タイとラオスの国境近くに住んでいる方なら、着信専用に使えるラオス側の電話番号を安く手に入れることができます。