2011年5月8日日曜日

アランヤプラテート発ビザ取りツアーがあった!

(この項、たくやさん/京都府 からの投稿です)
 正規観光ビザの期限が5月5日で切れたのですが、この日はタイの祝日! 新しいビザを取ろうにも大使館は開館しておらず、国境に行って噂のビザなし90日ができるか人柱になってもいいかなと思ったのですが、とりあえずアランヤプラテートに行くことにしました。
 知り合いの欧米人は、「アランヤプラテートの国境でもタイ正規ビザが取れる」と口にしていました。本来、正規ビザは大使館や領事部に行かなければ出せないはず。実際行ってみると、何のことはない、旅行会社が正規ビザの代行取得を募集しているというのです。つまり、現地発のビザ取りツアーとお考えいただければいいでしょう。

 ロンクルア市場にあるタイ側の出国審査場近くで受付をしているある業者に聞いてみると、タイにビザなしで戻ってくる日帰りビザクリアの場合、1,800Bt.ですべて面倒を見てくれるといいます。それに加えて正規ビザ取りのメニューがあり、出国審査をクリアした後のポイペト側に2泊してビザを待つとのこと。バンコクからのツアーでは大使館職員が出張するなどして国境1泊で済みますが、ここポイペトで2泊となるのは、旅行会社側がパスポートを在プノンペンタイ大使館まで陸路で輸送するためです。

 参加者は、ポイペト市内のカジノホテルと、普通のホテルを選んで宿泊するか、自分で宿泊先を探します。自分で宿泊先を探す場合、料金は5,500Bt.。カンボジアとタイ、両国の正規ビザの取得手数料と手間賃のみで、タイ正規ビザはダブルエントリーとなります。宿泊先も手配してもらう場合は、7,900Bt.。ただし私の場合、宿泊先を手配してもらったはいいのですが食事が付くか付かないかでちょっとしたトラブルになりました。結局、食事代として700Bt.、後で返してもらいました。

 バンコクやパタヤからのビザ取りツアーは出発日が限られているので、どうしても間に合わないとか、出発予定日が大使館の休館日に該当して出発日変更やツアー中止になっても、まだ選択肢が残っているという意味で、記憶の隅にとどめておきたいところです。

(画像:ロンクルア市場にて。出国審査場手前に旅行代理店の看板がかかる)