2011年10月3日月曜日

トートー3の扱いが流動的に

 在ビエンチャンタイ大使館領事部(ラオス)は、ノンイミグラントBビザ取得希望者に対して提出を求める書類が流動的になっています。基本的な書類は変わりませんが、数点の細かい書類について、提出が不要になったり必要だったり。その変わり目となる10月が、今年もやってきました。

 タイの国家公務員の定期異動は、財政上の新年度を迎える10月1日に行われます。そして定期異動は、ビザ関係者にとって重要な関心事の一つ。外国人へのビザ発給を所管する外務省では、特に在ビエンチャン大使館の特命全権大使と領事部長が交代した場合、ビザ政策に大きな影響が生じる可能性があるためです。

 異動した職員の実質的な仕事始めとなった10月3日(月)。この日にBビザを申請したある日本人男性は、ワークパーミットの事前審査確認書(トートー3)と、納税証明書(ポーゴードー1。前記事「在ビエンチャンタイ大使館のビザ審査厳しくなる」参照)がなかったにもかかわらず、申請が受理されました。この男性は

「タイ国内で在留資格変更をした前のBビザを切らしていたので受理されないかと不安だったが、申請が受理されてホッとした。ダメだったらワッタイ空港から飛ぼうかとも考えていた」

 と董事長ふくちゃんに語ってくれました。