2011年11月9日水曜日

ミンブリ~チャチュンサオ間は要迂回

 洪水被害は首都圏最東部のクロンサムワ区に続き、ミンブリ区とノンチョック区の一部でも非常に深刻な事態となってきました。ミンブリからノンチョック方面へは一般車やタクシーでの直行が事実上できなくなり、前記事「ミンブリから臨時バス設定」でも書いた臨時の赤バスか、細々と定期運行を続けている白バス[131]でないと行けなくなってしまっています。

(画像1:チャチュンサオ行き特急バスが浸水の中、ミンブリを発車)

 ミンブリ中央市場から東に約1km行ったスウィンタウォン通り(国道304号線)の実質的な入口、ロムクラオスウィンタォン交差点(ミンブリ区)では、全車線が50cmの深さまで水没してしまっています。このためミンブリとチャチュンサオを結ぶロットゥー(特急バス[54][907]の代替。前記事「エカマイ発チャチュンサオ行きが小型化」参照)はスウィンタウォン通りに入ることができず、一旦ロムクラオ通りをラックラバン方面へ南下し、左折してチャオクンタハン通りを走ります。ラックラバン工業団地(ラックラバン区)手前で再び左折してチャルンクルン通りを再び北上、マハナコン大学入口のチュアンサパン交差点(ノンチョック区)を右折して、洪水による車線規制の中を苦労しながらチャチュンサオ方向へと走り出します。ミンブリとチャチュンサオの間は通常、ロットゥーなら1時間を切りますが、現在は2時間近くかかることもあります。

(画像2:ロムクラオスウィンタォン交差点が完全水没。乗用車の通行は困難だ)

 
ロムクラオスウィンタォン交差点からさらに東に1KM程行ったところには、日系インター校の「如水館バンコクインターナショナルスクール」もあり、泰日協会学校本校(ホイクワン区)と同様に休校の措置が取られてしまっています。学校のホームページでは、国王陛下誕生日(12月5日)までの休校を決めていて再開はそれ以降、また来年度新入生の入学試験も無期延期、在校生には自習課題としてネット教材を無料で配信すると発表されています。