2011年11月12日土曜日

iPhone4Sをバンコクで入手する

スマートフォン最大手のアップル(アメリカ・カリフォルニア州クパチーノ市、NASDAQ上場)が発売した最新機種「iPhone4S」は、タイでは公式には未発売となっていて、携帯各社による販売が始まるのは早くて年明けになると見込まれています。ところが、早くも裏ルートによってタイへの輸入がなされており、バンコクでも入手できます。

(画像1:iPhone4Sの現物を前に商談するタイ人顧客。MBKセンター4階にて撮影


タイで販売されているiPhoneは、正規品と並行輸入品があり、並行輸入の場合、多くは製造地の中国・深圳に近い香港から流れてきます。香港やタイで販売されているiPhoneは日本向けと違ってSIMロックがかかっておらず、4SのSIMフリー版が入手できれば、それだけで大変なステータスになります。

1フロアのほとんどが携帯電話関連のショップで占められるMBKセンター(パトゥムワン区)4階では、新品・中古を問わずiPhoneを扱う店が多数あります。複数のお店に取材したところ、在庫はまだまだ少ないものの価格を出すことができ、予約注文で買っていく人がいるといいます。その主流はどうしても外国人ですが、タイ人でも新し物好きの上流階層に買う人がいるとのこと。

(画像2:これがiPhone4Sだ!)

同じメモリ容量のiPhone4と比べて3,000~4,000Bt.高く設定されていて、例えば32GB版のiPhone4Sは29,000~30,000Bt.なのに対し、4では25,000~26,000Bt.が相場。注文してから数日かかることもあるとのことなので、買いたいなら時間に余裕を持って行ってみるのがよいでしょう。

(画像3:iPhone4S2台お買い上げ。決済作業をする店員)