2011年12月21日水曜日

チャイナエアライン、大阪線増便

 チャイナエアライン(CI)は2012年3月からの夏スケジュールを前に、先日の民間航空協定見直しで自由化された日本国内地方都市路線の増便を決定しました。関空線は現在の週10便から週17便に増え、毎日2便以上が飛びます。

《2012年3月1日から有効》
CI159 KIX0900~TPE1110 DAILY
CI157 KIX1310~TPE1520 DAILY
CI019 KIX2005~TPE2215 火・金・日運航

CI020 TPE0800~KIX1120 月・木・土運航
CI156 TPE0835~KIX1155 DAILY
CI158 TPE1730~KIX2050 DAILY

(156・157便の火・水・金・日と19・20便:機材はB744 ダイナスティクラス/ビジネスクラス61席、エコノミークラス314席
 156・157便の月・木・土と158・159便:機材はエアバス333 ダイナスティクラス/ビジネスクラス36席、エコノミークラス277席)

これまでは台北・桃園空港を夕方に出る大阪行きがなく、現地が朝出発となるバンコクや東南アジア諸都市からの同日乗り継ぎができませんでした。チャイナエアラインは1975年の日台断交のあおりで大阪路線を一度失い、再参入したのが2006年と比較的遅く、当初台湾からのビジネスや観光の需要が優先されたためです。このためバンコクから大阪に帰ろうとするバックパッカーは就航後もチャイナエアラインを敬遠し、同日乗り継ぎのできる中国東方航空(MU)を利用するケースが目立っていました。

今回の増便で、待望の同日乗り継ぎが可能になるとともに、近畿圏からの日帰り出張もできるようになります。