2012年4月7日土曜日

羽田国際線から錦糸町・押上へ直行!!

東武バスセントラル足立営業事務所(東京都足立区)は、5月22日に正式開業することになった東京スカイツリー(東京都墨田区)へ向けて、都内各方面からのバスを頻発させる方針を決定しました。親会社の東武鉄道(東京都墨田区、東証1部上場)と、スカイツリータウンの運営会社「東武タワースカイツリー」との共同プレスリリースで発表したものです。
JR上野駅へは単独で、東京駅からはJRバス関東東京支店(東京都江東区)をパートナーに迎えてそれぞれ1時間3本以上の頻繁運行とし、羽田空港へは京浜急行バス京浜島営業所(東京都大田区)と連携、東京ディズニーランドへは東武バスグループにとって「永遠のライバル」ともいえる京成バス江戸川営業所(東京都江戸川区)とも協調します。

羽田空港線は、国際線、第1(JAL・スカイマーク)、第2(ANA)の3つのターミナルすべてを経由するので内外からの観光客が迷わず直行できると説明していますが、東京スカイツリータウンの最寄駅の押上(スカイツリー前)駅へは電車(京浜急行線~都営地下鉄浅草線)でも直行が可能なため、錦糸町駅(東京都墨田区)経由としてJR総武快速線に乗り換えるお客様の利便も向上させます。
錦糸町周辺のバスは東京都営の独壇場で、都営と京成バスとの共同運行路線も既に廃止になっており、都営が空港バス路線をまずやらない方針を差し引いたとしても、京成を差し置いての東武の参入は特殊路線かつスカイツリーが東武100%出資という事情を汲んでもなおファンならびっくり仰天するものです。しかし、JR錦糸町駅前には東武がシティホテルを持っており東武ホテルレバント東京、理解できなくもありませんでした。

墨田区出身のキンチョールさん、今度の一時帰国の足はこのバスで決まりですかねぇ(笑)。

《5月22日から有効》


羽田空港国際線発錦糸町駅発スカイツリー発
5時
30
6時351550
7時2000 4535
8時003020
9時053020
10時00 453020
11時453020
12時553020
13時
3020
14時103020
15時103020
16時103020
17時104030
18時10 354030
19時305040
20時153020
21時201000
22時25

23時30


★錦糸町駅5時30分と6時15分の2便は始発
★羽田国際線発6時35分と7時20分、スカイツリー発20時以降は国内線ターミナル通過
★羽田国際線発21時以降は錦糸町駅で打ち切り

運賃は片道900円。羽田23時30分発便も深夜料金適用にならないので、錦糸町乗り継ぎで千葉県市川市、船橋市、習志野市方面に帰られる方は懐の心配をしなくて済みます。AirAsiaX(D7)のクアラルンプール線からでも最終バスに間に合い、錦糸町駅で0時24分発の総武緩行線千葉行きに乗れるので、最終リムジンバスが23時10分に出てしまう小岩駅(東京都江戸川区)へはあと20分の余裕ができます。

「東京スカイツリー」「東京スカイツリータウン」「スカイツリー」は東武鉄道と東武タワースカイツリーの2社連名、「東京ソラマチ」は東武鉄道単独、「ソラカラちゃん」は東武タワースカイツリー単独の、それぞれ登録商標になっています