2012年6月14日木曜日

AIより先にJALが成田~デリー毎日運航

日本航空(JL)は10月28日からの冬スケジュールで、成田~デリー線を現行の週5便から増発して毎日1便運航にすることを決定しました。当初はB788の受領スケジュールに合わせて12月からのデイリー化を予定していましたが、約1カ月繰り上がります。

《10月28日から有効》
JL749 NRT1150~DEL1820 DAILY
JL740 DEL2020~NRT0720+1 DAILY

(機材はB772ER エグゼクティブクラスSEASONS=ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー40席、エコノミークラス149席
    11月中の月・火・木・土曜日はB788 SEASONS42席、エコノミークラス144席)

エアインディア(AI)は昨年10月に予定していた毎日運航化を見送り、現在は週5便で運航しています。しかし、スターアライアンスへの加盟を保留にされた後の経営悪化に伴う乗務員のストライキなど、不安要因を抱えたままで何とか東京線の運航を維持している状況。その分の需要が、もう一つの直行運航キャリアであるJALに流れているとして、機材の大型化と増便に踏み切るものです。

一方で、JALはB788の納機が順次行われていますが、12月から運航する成田~サンディエゴ(アメリカ)線に使用する機材が予定よりも早く引き渡せるとメーカーのボーイングから通報があったため、習熟を兼ねてデリー線への投入を行います。12月以降は、B788が所定の成田~サンディエゴ線に配備され、デリー線は全便B772ERでの運航になります。