2012年7月14日土曜日

ネットポイント戦略にポイントハブは絶対必須!

Traveler's Supportasiaが創始する前の2000年代前半から、日本のインターネット界で話題になっていたのが「インターネットでお小遣い」系のWebサイトです。雨後の竹の子のように現れては消えていくサイトの中で、老舗と呼ばれるいくつかのサイトは10年以上に渡ってしっかりとした運営をしてきました。

eコマースが当たり前となった今、大手のサイトでは日本国内だけで数百万人が既に入会してしまい、今からでは遅すぎると思われがちですが、本当に遅すぎたのでしょうか。まだ遅くはありません。少ない稼ぎでも、それを活用する方法さえあればいくらでも、何とでもなります。それでも絶対無理だというのであれば、誰もが納得できる筋道立てた論拠を示して頂きたいものです。

今回から、前記事「ネットポイントでマイルを安く調達する」の実践編として、何回かに分けて日本発のポイントサイト攻略方法を講義します。なおTraveler's Supportasiaではそれらのサービスのうちほんの一部を紹介し、残りについては姉妹ブログ「Supportasia Shopping」で紹介することにします。

まず下準備として、複数のサイトのポイントを集約し別のサイトや現金、マイルなどに払い出す機能を持った「ポイントハブ」と呼ばれるサイトに入会しないといけません。ポイントハブと一口に言っても、オンラインからの集約に優れたサイトと、店頭販売に強いサービスの2種類があります。私たちはインターネット上だけで稼ぎの手段を完結させたいわけですから、当然オンラインからのポイント集約に強いハブサイトを選ばないといけません。もちろん、日本国内在住で店頭販売のポイントを利用できる人であれば、そちらに強いサイトも加入しておいて損はありません。

オンラインからのポイントハブとして最も大規模なのは、前記事でも紹介した「PeX」(ペックス)です。ここは、ポイントサイト経由で大手eコマースサイトを利用した場合の2重取りポイントに加えて、アフィリエイトなどの収益ポイントも取りまとめ、換金や航空会社のマイルに変換することができるサイトです。
航空会社のマイルに変換する場合、日本航空(JL)とANA(NH)の大手2社に加えて、スターフライヤー(7G)、そしてアメリカ系のユナイテッド航空(UA)、デルタ航空(DL)にも対応。スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームのいずれのアライアンスにもマイルを流すことのできる事実上唯一のオンラインポイントハブです

PeX加盟社のポイント制度では、会社ごとに有効期限が規定されている場合がありますが、PeXに変換すれば「最後にログインした日から1年間」で、事実上無期限に変わります。忍者ツールズ(運営会社:サムライファクトリー、東京都渋谷区)の場合、忍者ポイントはそのままにしておくと発行日から1年で無効になってしまいますが、手数料無料で変換できて有効期限も延長、さらに払い出しの選択肢も増えるとして、PeXへの変換を推奨しています。

それらポイント交換だけでなく、自社サイトからのポイントつき広告やオンラインゲーム利用など、さらにポイントを伸ばす方法も考えられており、結構早い段階で換金やマイル交換にたどり着けます。搭乗機会があり他のショッピングマイルなども合わせた合計所有マイル数が、特典航空券にあとわずか足りないという時でもPeXから変換したマイルで満たすことができます。ANAマイレージクラブなら3,500ポイント(350円相当)を100マイルに変換するので、効率よくマイルに変換した上に換金用に残すポイントも確保できます。

すべてのポイント戦略はPeXから始まる、と言っても全然おかしくありません。まだアカウントを持っていない方は、こちらから早急に作ってください。

(株)ペックス
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