2012年7月20日金曜日

ハノイ経由ヤンゴンルートがデイリー運航に

ベトナム航空(VN=HVN、ハノイ)は、10月28日からの冬スケジュールでハノイ~ヤンゴン線を毎日1便に増強する計画です。2010年夏スケジュールから週4便で運航を始め、既に週5便まで増やしていますが、9月から週6便、そして10月終わりから毎日1便へと強化。アウンサン・スーチー氏を下院議員に迎えたテインセイン改革政権の下、飛躍するミャンマーと日本を同日乗り継ぎで結ぶビジネスルートとして、重要度が増します。

《9月2日から有効》
VN957 HAN1635~RGN1810 木曜除く週6便
VN956 RGN1910~HAN2130 木曜除く週6便

《10月28日から有効》
VN957 HAN1635~RGN1810 DAILY
VN956 RGN1910~HAN2130 DAILY

(機材はフォッカー70 エコノミークラスのみ79席
 またはエアバス320 ビジネスクラス12席、エコノミークラス138席

10月からはANA(NH)の成田~ヤンゴン直行便も就航しますが、こちらは全席ビジネスクラスの小型機を使用するため、企業幹部などの出張以外は縁がありません。これに対し、ベトナム航空はエコノミークラスを重視。中堅以下の担当者クラスに高い利便を提供します。もちろんミャンマーに足を踏み入れたいバックパッカーにも便利。

一方、現在はバンコクで大手キャリアの国際線からタイエアアジア(FD=AIQ)に乗り継いでヤンゴンへ向かう方も多いのですが、AirAsiaグループは10月からはバンコクの発着をドンムアン空港へ移動するため、バンコクから先の国際線もAirAsiaでないとドンムアンとスワンナプームの空港間移動が必要となり圧倒的に不便と化します。このため往復ともに空港間の移動なく乗り継げるハノイ・ノイバイ空港は貴重な選択肢となります。