2012年7月21日土曜日

ジェットスター、関空~シンガポール直行便も飛ばす

ジェットスターエアウェイズ(JQ=JST、オーストラリア・メルボルン)は、11月1日から関空~シンガポール間に直行便を就航させると発表し航空券の販売を開始しました。関空~シンガポールには既にグループのジェットスターアジアエアウェイズ(3K=JSA、シンガポール)が台北経由毎日2便、マニラ経由週4便の経由便を飛ばしており、これに直行便が加わると週21ないし22便まで強化。直行と経由便の両方が運航されることで搭乗者の選択肢が広がります。

《11月1日から有効》
JQ063 KIX1030~1620SIN2220~DRW0430+1 月・金・土曜運航
JQ064 DRW1820~2120SIN2230~KIX0600+1 木・金・日曜運航

(関空~シンガポール:機材はエアバス332 ビジネスクラス42席、エコノミークラス268席
 シンガポール~ダーウィン:機材はエアバス321 エコノミークラスのみ220席)

 上記のダイヤからもわかる通り、途中シンガポール・チャンギ空港で機体の変更を伴う乗り換えが発生するものの便名としては日本からシンガポール経由でオーストラリアまでの運航という形を採ります。これは、成田国際空港をハブにしているデルタ航空(DL=DAL)とユナイテッド航空(UA=UAL)がアメリカ本土とアジア各地を結ぶ便の運航にあたり長年行っている手法を応用したもので、シンガポール~オーストラリア間の便の以遠権という形でチャンギ空港から日本まで延長してきます。

その際、シンガポールと日本の間はエアバス320が性能上直行で飛べないため、ジェットスターアジアへのウェットリースという形でチャンギに常駐しているエアバス332への乗り換えが発生するという訳です。