2013年2月11日月曜日

バンコク~ビエンチャン国際特急運行開始、コラート線は廃止

コンソン(特急バス公社)は、ラオスへ直行する国際特急バスとして開設が待たれていたバンコク(モーチット2)~ビエンチャン(タラートサオ)線の運行を開始しました。往復共に夜行、所要約12時間で結びます。

(画像1:タイ・ラオス両国の首都が直行バスでつながる。モーチット2にて撮影)

バンコク発は20:00、ビエンチャンからは18:00に出発。途中、コラートマイ(ナコンラチャシマ市)に停車します。


バンコク~ビエンチャン線は、2004年に最初の泰寮間国際特急としてノンカイ、ウドンタニからのビエンチャン線が運行を開始した当初から計画されていました。その後、バンコク延長の前段階として2009年12月からコラート~ビエンチャン線を運行(前記事「コラート~ビエンチャン国際特急運行開始」参照)、昨年ようやく両国間の調整がついてバンコクへ延長されることが決定しました。そして、昨年11月にビエンチャンで行われたASEMサミットに合わせる形で、運行が始まったものです。このため、従来のコラート線はバンコク線に統合の上、廃止となりました。

従来のコラート~ビエンチャン線では、タイ側の2等に相当する車が使用されていましたが、バンコクへの延長に当たりスーパーVIP(VIP24)相当に格上げされました。運賃もバンコクとコラートからのものが設定されています。バンコクからは900Bt.、コラートからは600Bt.。 ビエンチャンからはモーチット2まで248,000Kip、コラートマイまで149,000Kipです。

(画像2:ラオス側もスーパーVIPバスを用意。ほぼ満席でノンカイの出国審査場に到着)