2013年2月16日土曜日

バンコク~ビエンチャン空路にPGが参入

バンコクエアウェイズ(PG)は、バンコク・スワンナプーム空港とビエンチャン・ワッタイ空港の間に毎日1便の定期便を運航する権利を獲得、昨年12月1日から運航を開始しました。

PG943 BKK0815~VTE0930 DAILY
PG944 VTE1010~BKK1125 DAILY

(機材はエアバス319 エコノミークラスのみ138席)

タイとラオスの首都同士を結ぶこの路線は、両国間の航空協定により週当たりの総提供座席数が制限されてきました。タイ国際航空(TG)がエアバス600Rを使っていた頃には毎日1便しか運航できなかったのですが、B734に小型化して毎日2便運航できるようになったという逸話もあるほどです。このため、タイエアアジア(FD)やノックエア(DD)といった後発キャリアは、両国の国境に最も近いタイ側の街ウドンタニまで国内線を飛ばし、ウドンからはバスで接続するという形を採っています。

一方、ラオス側ではラオス航空(QV)に次ぐ新規キャリアとしてラオセントラルエアラインズ(LF)が誕生、初の国際線となるバンコク線が好調で昨年12月からは週9便に増便しています。この見返りとしてラオス政府はタイ側にもタイ国際航空以外にもう1社の参入を認めることになったとみられ、そこへ従来ウドン線を飛ばしていなかったバンコクエアウェイズが手を挙げてきました。

バンコク~ビエンチャン線では既に予告されている日本航空(JL)とのコードシェアは行われませんが、 JALマイレージバンク(JMB)特典航空券で搭乗することはでき、その所要マイルは通常時で15,000マイルです。