2013年2月28日木曜日

ラオス入国税の徴収が機械化される

ラオス政府は、タイとの最大の交易拠点である第1友好橋(ビエンチャン首都圏)の出入国管理を一部機械化し、2月25日から運用を始めました。このため出入国に時間がかかっており、時間に余裕を持った行動が必要です。

外国人旅行者が、朝6時~8時と午後4時以降に国境を通過する場合はオーバータイムフィーを納める必要があります。従来は9,000Kipまたは40Bt.を現金で納め、領収書をもらうだけでしたが、10,000Kipまたは40Bt.に変更され、「RFID Oneway Ticket」と呼ばれる白色のICカードをもらって自動改札機に投入する形式に変わりました。同時に領収書ももらえるので、改札通過後にチェック担当官にパスポート共々見せて、出入国手続きが完了します。

ラオス国民の場合は、「RFID Passport」という緑色のICカードを持ち、Suicaと同じように料金のチャージをして、繰り返し使用します。最初に発行手数料が7,500Kipかかります。

この制度がまだ始まったばかりのため、特にラオス国民向けのパスポートカード発行で時間がかかっており、外国人の出入国に長い時間を要する事例も出ています。
ビエンチャンへのビザツアーの帰りにウドンタニ空港から飛行機利用を考えている方の場合、出発時間が迫っていたりするとチェックイン締め切りに間に合わなくなる恐れもあり得ますので注意が必要です。またビエンチャンとタイ側主要都市を結ぶ国際特急バスでは乗客全員の審査終了を待って発車するので、遅れが生じており先へのバスに乗り継げなくなる可能性があります。