2013年11月28日木曜日

SIA羽田線毎日3往復へ、昼便も登場

シンガポール航空(SQ=SIA、シンガポール取引所上場)は28日、来年3月30日からの夏ダイヤで東京羽田~チャンギ線を毎日3往復に増便すると発表しました。

《2014年3月30日から有効》
SQ631 HND0920~SIN1520 DAILY
SQ633 HND1705~SIN2305 DAILY
SQ635 HND2255~SIN0500+1 DAILY

SQ632 SIN0800~HND1600 DAILY
SQ634 SIN1355~HND2150 DAILY
SQ636 SIN2230~HND0630+1 DAILY

(SQ631~633・636便:機材はエアバス333 SIAビジネス=ビジネスクラス30席、エコノミークラス255席
 SQ634・635便:機材はB773ER SIAファースト=ファーストクラス8席、SIAビジネス42席、エコノミークラス228席)

これは、2012年9月に両国政府間で合意した羽田空港の昼間の国際線発着枠に基づくもの。両国ともに毎日2便の枠を獲得することになっており、日本側は日本航空(JL=JAL 東京都品川区、東証1部上場)とANA(NH、東京都港区)が1便ずつ割り当てを受けますが、シンガポール側は2便分全部をSIAが使用することで調整が付きました。

同様にSIAがこれまで2便を使ってきた深夜早朝枠は、1便分(SQ635・636便)を引き続き使用し、残る1便分は将来の増便のために確保しておく予定です。SQ635便は出発時間が早まり、シンガポール着もその分早くなるので、これまでできなかったジャカルタ行き朝一番のSQ950便へ乗り継ぎができるようになり、インドネシア方面へ向かうビジネスマンの利便が大きく向上します。

シンガポール国籍の航空会社では、SIAの子会社のScoot(TZ=SCO)も成田国際空港に乗り入れていますが、成田空港の発着枠は既に全面自由化されており、今後増便があっても問題なく就航できます。