2014年2月7日金曜日

ラップラオ交差点撤退で北部の足が復活

1月13日に始まった「バンコクシャットダウン」と呼ばれる反タクシン派勢力のデモで、首都圏北部の交通の要衝であるラップラオ交差点(チャトチャック区)が占拠されて約3週間が過ぎました。しかし、集会を指揮しているステープ・トゥアクスパン元副首相は6日夜の集会をもって、ラップラオ交差点と戦勝記念塔急行ターミナル(ラチャテーウィ区)から撤退させると述べました。

これに伴い、ラップラオ交差点と戦勝記念塔が絡むバス路線は通常通りの運行が再開できることになりました。パホンヨーティン通りやウィパワディランシット通りを経由して北部・
最東部の各区やパトゥムタニ県方面に向かう路線が、元通りの運行に戻りつつあります。

ウィパワディランシット通り経由でドンムアン空港へ向かう[29][510]と、パホンヨーティン通り経由でバンケン・サーイマイ方面に向かう[34][39]は、セントラルプラザラップラオ(MRTパホンヨーティン駅)打ち切りから復旧。[39][510]は全線通常通りに戻りました。[29][34]も、戦勝記念塔の先のBTSラチャテーウィ駅からペッブリ通り、バンタートン通り経由で迂回はあるものの、終点のファランポーン駅(パトゥムワン区)までの全線通し便が再開されました。

(画像1:全線運行再開。ファランポーン駅に到着する[29]

11日に移転する新・ルンピニボクシングスタジアム(バンケン区)のこけら落としを控えた[26]も、戦勝記念塔~ミンブリ車庫間の通し便が再開。BTSモーチット駅で乗り換えてくる外国人観光客に迷惑をかけないようにします。

ラップラオ通り絡みでも、MRTラップラオ駅からラチャヨーティン方面に迂回していた[96][145]が元のルートに戻り、モーチット駅で接続可能になりました。

(画像2:迂回のためラチャダ通りに出てきた[96]