2014年3月12日水曜日

3.11から3年…バンコクで、東京でそれぞれの祈り

2011年3月の東日本大震災から3周年を迎える3月11日、バンコクでも犠牲者の鎮魂と被災地の復興を願うイベントが催されました。

スクンビットの日本居酒屋『田舎っぺ』で行われた「東日本大震災3周年『ずっと忘れない』ミニコンサート」。本番前にはろうそくに火を点して黙祷し2万人近い犠牲者の冥福を祈りました。

田舎っぺオーナーの杉森美仁さんは、震災直後の2011年3月15日にビジネスエア(8B=BCC、ワッタナ区)のチャーター便で成田に到着したといい、

「東京都内の実家に帰るのに電車が動いておらず相当難儀したのを昨日のことのように覚えている。タイも2004年インド洋大津波の影響をもろに受けた国で、気持ちは一緒。だから『Never Forget』、あの日をずっと忘れず、前を向いて、手を取り合っていかないといけないんだ」

と今回の企画意図を語りました。

杉森さんの意図に共鳴した東京・渋谷の居酒屋『和楽(わく)』と、池袋のタイ料理店『アイリス』でも、ピンク色の復興応援Tシャツに身を包んだスタッフが想いを共有したとのことです。