2014年7月1日火曜日

チャイナエアライン台北行き夜便増便決定

チャイナエアライン(CI=CAL 台湾・桃園県大園郷、台湾証取上場)は、8月17日から成田と関空を夜遅くに出る台北桃園行きを新設する予定です。従来夜8時過ぎに日本へ到着し夜間駐機していた飛行機を台湾に戻す運用を組むもの。これにより成田~台北桃園は毎日4便、関空~桃園間は1日最大5便が運航されます。

《日本発8月17日、台北発8月18日から有効》
CI2106 TPE0430~NRT0835 DAILY
CI2107 NRT2140~TPE0010+1 DAILY

《運航中、8月17日以降も継続》
CI2158 TPE0525~KIX0900 DAILY
CI2159 KIX2205~TPE0005+1 DAILY

(機材はエアバス333 ダイナスティクラス=ビジネスクラス36席、エコノミークラス277席)

本来のスケジュールでは、CI106・158便で日本に到着した飛行機は、翌朝のCI107・159便まで夜間駐機しています。これでは空港会社に払う駐機料が嵩むため、折返し便を設定して飛行機を自社ハブの桃園空港に戻す、その際にフェリーフライト(回送)では勿体無いので営業運航しようという訳です。CI107・159便に使う飛行機は、台北を早朝に出る便を設けて送り込ませます。

既に関空線では3月20日から臨時便として何度か設定があったといい、6月28日からはほぼ毎日運航すると説明されていましたが、好評のため8月以降についても毎日運航するとしたもの。成田線は臨時便運航なしのぶっつけ本番で臨みます。

これにより、従来日本から乗り継ぐには1泊が必要だった桃園空港を朝早く出発する便への同日接続ができるようになります。プノンペン・ヤンゴン・ハノイは新たに往復共同日で乗り継げ、ホーチミンシティへは選択の幅が広がります。