2014年8月6日水曜日

空路ラオス入りを覚悟せよ!(1)THAIビエンチャン線最新情報

8月13日(水)からの本格実施が予告されているビザラン規制まで、いよいよあと1週間に迫りました。今週末の8日(金)までに正規観光ビザを受け取れる目処が立った方は、とりあえず年内いっぱいまでの数カ月間は何とかなったという意味で、一息ついていることかと思います。しかし、本当の正念場はこれから。次回以降のビザ取りでは、空路で直接ラオスに入ることを覚悟しなければなりません。

今回の規制で標的にされているのは、ビザなしでの出入国を繰り返している外こもりすとです。NON-B(就労)ビザを所持している一部の外国人からは

「正規観光ビザを書き換えて在留し続けるのもおかしい。いつまでも観光だなんて無理に決まってる」

という声が上がっていますが、これまで長くビザなしを繰り返してきた外国人が、まず真っ先に考える策は正規観光ビザへの切り替えであるというのも、また事実です。

在ビエンチャンタイ大使館領事部(ラオス)で正規観光ビザ取得を目指そうとする外こもりすとの間では、国内線でウドンタニ空港まで飛んでそこから泰寮第1友好橋国境検問所(ノンカイ市)に行き出国することが当たり前に行われてきました。しかし、今年3月以降、ノンカイで陸路出国すると次からは空路でしか入国できなくなると警告を受けたり、一時は陸路出国を拒否される国籍も出るなど状況が深刻化していて、バンコクから空路で直接ビエンチャンに向かう人も増えてきています。

タイ国際航空(TG=THA チャトチャック区、SET上場)の場合、日本発の正規割引運賃(『TGセイバー』『TG前売り』『TGフレックス』)であれば、バンコクまでの運賃に15,000円~18,000円のプラスでビエンチャンへの往復を追加することができます。往復共にバンコクでストップオーバーをすることができるので、日本からの往路は同日乗継でビエンチャン・ワッタイ空港に到着。到着翌日にビザを申請し、翌々日に受領できたらバンコク行きに搭乗して、復路ストップオーバーの形でタイ入国という手が組めないこともありません。

ただし、現在はTHAIが自社保有している機材での運航ですが、この機材の退役により、9月1日(月)からは小型機部門の社内分社、タイスマイルエアウェイズ(WE=THA)の機材を使用します。

《8月31日まで有効》
TG570 BKK1140~VTE1250 DAILY
TG574 BKK1940~VTE2050 DAILY

TG571 VTE1340~BKK1455 DAILY
TG575 VTE2135~BKK2240 DAILY

(機材はB734 ロイヤルシルククラス=ビジネスクラス12席、エコノミークラス138席)

9月1日から有効
TG2570 BKK1140~VTE1250 DAILY
TG2574 BKK1940~VTE2050 DAILY

TG2571 VTE1340~BKK1455 DAILY
TG2575 VTE2135~BKK2240 DAILY

機材はエアバス320 スマイルプラス=プレミアムエコノミー16席、エコノミークラス152席)