2015年2月22日日曜日

「旧東京三菱銀行以来の」インターナショナルカード廃止へ

三菱東京UFJ銀行(東京都千代田区、全国銀行協会加盟)は、旧東京三菱銀行時代の2005年以前に発行した国際キャッシュカード『インターナショナルカード』『マイカードインターナショナル』における海外での預金引き出し機能を、2016年2月13日(土)日本時間21時限りで終了すると発表しました。

旧東京三菱銀行時代のインターナショナルカードは、1998年(平成10年)から発行を開始したもので、旧UFJ銀行と合併する直前の2005年(平成17年)9月まで新規の申し込みを受け付けていました。合併後は、旧UFJのサービスだった『オールワンカード』を引き継ぎ、海外での預金引き出し需要に応えてきましたが、2006年9月18日以降に申し込まれたカードでは海外での預金引き出しができなくなりました(前記事「オールワンのインターナショナル機能が消える」参照)

新規発行停止から間もなく10年となり、代替商品となる『三菱東京UFJ-VISAデビットカード』も登場したことで、旧東京三菱時代の遺産であるインターナショナルカードは役目を終えることになったという訳です。

現在お手持ちのインターナショナルカードは、来年2月以降は日本国内専用のキャッシュカードとして利用を続けることができます。どうしても海外での引き出し機能が必要な場合は、三菱UFJ-VISAデビットカードを申し込まなければなりません。

なお2006年9月以前に発行されたオールワンカード(磁気カード)については、2016年2月以降も当分の間海外での預金引き出しができます。