2015年10月13日火曜日

ジェットスターが台北を攻める!3都市一挙に新路線!

ジェットスター・ジャパン(GK=JJP、千葉県成田市)は11月下旬から、日本と台北・桃園空港を結ぶ路線に新規参入すると発表、航空券の販売を開始しました。成田・関空路線をまず展開し、続けて中部セントレアからも就航。年末にはデイリーとし、激戦に殴り込みをかけます。

《11月27日から有効》
GK011 NRT2140~TPE0040+1 金曜運航
GK011 NRT2200~TPE0100+1 水・日曜運航
GK012 TPE0330~NRT0730 月・木・土曜運航

《12月11日から有効》
GK051 KIX2200~TPE0010+1 水・金・日曜運航
GK052 TPE1040~KIX1405 月・木・土曜運航

《12月12日から有効》
GK091 NGO0725~TPE0950 月・木・土曜運航
GK092 TPE0110~NGO0445 月・木・土曜運航

《12月23日から有効》
GK011 NRT2140~TPE0040+1 金曜運航
GK011 NRT2200~TPE0100+1 金曜を除く週6便運航
GK012 TPE0330~NRT0730 DAILY

GK051 KIX2200~TPE0010+1 DAILY
GK052 TPE1040~KIX1405 DAILY

GK091 NGO0725~TPE0950 DAILY
GK092 TPE0110~NGO0445 DAILY

(機材はいずれもエアバス320 エコノミークラスのみ180席)

成田~桃園線ではLCCだけでもバニラエア(JW=VNL、千葉県成田市)の毎日3往復、タ
イガーエア台湾(IT=TTW、台湾・桃園市)の週10便が運航されています。Scoot(TZ=SCO、シンガポール)はこの両社が使うエアバス320と比べて2倍の座席数を持つB789でシンガポール・チャンギ行きの経由便を毎日運航しています。このため、ジェットスタージャパンは成田・関空線で真っ昼間に運航したのでは勝負にならないと判断、両空港を夜に発って深夜に到着するスケジュールを組みました。そして、飛行機2機を桃園で入れ替えるたすき掛け運用としました。

ところが、タイガーエア台湾は早朝に台北から成田に向かった飛行機が成田到着後、高雄・小港空港へ往復運航して、夜に台北に戻るというスケジュールを組んでいるため、ジェットスターもこれを研究。たすき掛けとなった2機のうち1機が中部セントレアを1往復して、昼近くに台北から関空へ戻るという、乗員にとっては過酷なスケジュールになりました。


桃園深夜着となるGK011・051便は朝に出るバンコク・ドンムアン行きのVエア(ZV=VAX、台北市)便に接続。週末にはノックスクート(XW=NCT、タイ・バンコク首都圏ドンムアン区)の便もあり、どちらも午前中にタイへ到着できます。また、ベトジェットエア(VJ=VJC、ベトナム・ハノイ)のホーチミンシティ行きにも乗り継げます。

ZV005 TPE0640~DMK0920 DAILY
(機材はエアバス321 エコノミークラスのみ194席)

XW181 TPE0515~DMK0835 木・土・日曜運航
(機材はB772 ScootBiz=プレミアムエコノミー24席、エコノミークラス391席)

VJ841 TPE0635~SGN0900 DAILY
(機材はエアバス320 エコノミークラスのみ180席)