2016年9月2日金曜日

Peach中国大陸初上陸!上海浦東線に参入へ

Peach(MM=APJ、大阪府田尻町)は、11月から初の中国大陸直行便となる上海浦東線を開設すると発表、航空券の販売を開始しました。東京・羽田空港の深夜早朝枠を活用し、羽田~浦東と関空~浦東の2路線を同時に開設。朝一番からの仕事が待つビジネス客の移動を強力にアシストします。

《関空発11月1日、上海浦東発11月2日から有効》
MM079 KIX2225~PVG0020+1 月・水を除く週5便運航
MM080 PVG0605~KIX0915 火・木を除く週5便運航

《11月2日から有効》
MM1079 HND0210~PVG0500 火・木を除く週5便運航
MM1080 PVG0125~HND0455 火・木を除く週5便運航

(機材はエアバス320ceo 普通席=エコノミークラスのみ180席)

羽田空港発着の上海行き深夜便は、中国側のキャリアである春秋航空(9C=CQH)が週4便、上海航空(FM=CSH)と吉祥航空(HO=DKH)が週3便ずつ。日本側からはPeachの筆頭株主でもあるANA(NH)が毎日1便の4社合わせて週17便を運航しています。今回は、中国側3社がいずれも運航していない日曜日(土曜深夜)の便を設定し、中国から日本への買い物など観光客の獲得を目指すとともに、日本側LCCによる初めての上海深夜便ということを強烈にアピールして日本からのビジネス客獲得も狙います。井上慎一CEO(最高経営責任者、他社の社長に相当)はプレスリリースで

「ヒト・モノ・コトの交流を深めて『アジアの架け橋』になるという意味で中国本土への就航は設立以来の悲願だった」

と述べており、会社側でも他の国際線と同様にゆくゆくは毎日運航へ増強する意欲を見せています。