2018年5月21日月曜日

ラオス北部とベトナムを結ぶバスが充実!

ベトナムとラオスの間には長大な国境線があり、何か所ものボーダーが開いています。バックパッカーの間ではビエンチャン~ビン・ハノイ間やサワンナケート~ダナンといったオープンツアーバスが通るラオス中部以南の国境が有名ですが、北部の国境も最近、人と物の動きが活発になってきました。

ラオス側の出発点は、ルアンパバンからさらに200km北に行った中寮国境地帯への入口の町、ムアンサイ(別名ウドムサイ:ウドムサイ県サイ郡)。ムアンサイとベトナム北西端のディエンビエンフー市(ディエンビエン省)を結ぶ国際バスが、1日に1本、ベトナム側の事業者によって運行されています。

ムアンサイ出発は朝8時45分。一方、ディエンビエンフーからは早朝5時30分の出発だといい、ラオス側から乗った方が朝の忙しい時間帯に余裕を持てます。ちなみに、この路線は毎日運行ですがディエンビエンフーからはウドムサイ打ち切りの他に、ルアンパバン行きとルアンナムター行き、フェイサイ(ボーケオ)行きが出ており、ウドムサイでラオスの交通の屋台骨ともいえる13ノースロード(国道13号線)を反対方向へ分かれていきますので、注意が必要です。

運賃もディエンビエンフー発車時点でルアンパバンやルアンナムターまで購入すると割高になる恐れがあるので、ウドムサイより先へ行くのであれば、ルアンパバンから来るルアンナムター行きやフェイサイ行きなど、ラオス国内のバスに乗り換えたほうが安く済む可能性があります。

運賃はウドムサイ発が95,000Kip(380Bt.)。ディエンビエンフー発は230,000ドン(US$10)です。この他にラオス側のイミグレ時間外手数料がかかることがあります。

この他に、ウドムサイ発ソンラ経由ハノイ(ミーディンバスターミナル)行きと、ディエンビエンフー・タンホア経由ビン(ゲアン省)行きが存在することも判明しました。どちらも毎日9:30発で、ハノイまで25万Kip(1,000Bt.)。こちらはラオス側の事業者による運行ですが、ベトナム式の寝台バスを使用しているので、車内で寝転がって目的地まで行くことができます。