2018年7月6日金曜日

全ポイントサイトの獲得ポイントを1枚のカードに!

ポイントサイト大手『ハピタス』を運営するオズビジョン(東京都千代田区)の子会社で、ポイント交換によるチャージが可能なブランドプリペイドカードを発行するポレット(東京都千代田区)は、同業大手のボヤージュグループ(東京都渋谷区、東証1部上場)と提携、同社系列のポイント集約サイト『PeX』(運営会社:ボヤージュマーケティング=東京都渋谷区)からポレットへの交換受け付けを開始しました。ポレットは先にドットマネーby Ameba(サイバーエージェント=東京都渋谷区、東証1部上場)とも提携しており、両サイトを経由することによって日本の主要なポイントサイト全てのポイントをまとめることが可能になりました。

ポレットは、1ヶ月あたり30,000ポイント(3万円相当)までという制限のあるハピタスからのポイント交換をスムーズに行うという目的に加え、業界他社のポイントや電子マネー、さらには仮想通貨に至るまで、あらゆる非現金決済手段を一つのウォレットにまとめたいという理想を掲げ、2017年3月に事業開始しました。事業開始当初から自前の換金システムを持たないポイントサイト他社への開放に積極的で、ポイントインカム(ファイブゲート=東京都渋谷区)やワラウ(オープンスマイル=浜松市中区)、i2iポイント(エムフロ=東京都渋谷区)などからは直接交換可能。今年3月にドットマネーby Amebaと提携したことにより、モッピー・お財布.com(セレス=東京都世田谷区、東証1部上場)やげっとま(インフォニア=旧社名チャンスイット、東京都中央区)、CMサイト(東京都港区)などからの集約も可能になりました。

今回、PeXからの交換がスタートしたことにより、事実上PeXしか交換ルートがないボヤージュグループ運営の『ECナビ』や、自社換金システム『Realpay(旧Pointexchange)』との絡みでドットマネー対応をあまり積極的には謳っていないげん玉(リアルワールド=東京都港区、東証マザーズ上場)、ドットマネー経由の交換に対応していないポイントモンキー(オープンスマイル)などからもPeXを経由してポレットへの交換ルートが開きます。またこれにより、ポレットは日本国内すべての主要なポイントサイトのポイントを取りまとめられるという当初掲げた目標の1つを達成することになります。

ちなみにハピタスでは旧サイト名『ドル箱』の時代からPeXへのポイント交換を受け付けてきましたが、前述の通り他の交換手段と同じく1ヶ月に3万円相当までという制限があります。これに対し、ポレットカードでは1ヶ月に30万ポイント(30万円相当)まで交換ができるので、今回のPeX経由ルートオープンに伴い、直接交換とPeXまたはドットマネーby Ameba経由の交換を合わせると、1ヶ月あたり33万円まで交換ができる計算。友達紹介上位などでハピタスに巨額のポイントが貯まっているユーザーさんは、若干ではあるものの毎月のポイント消化が早まるかもしれません。

ポレットは、まずスマートフォン用のアプリをダウンロードし登録、その後に実店舗で使えるプラスチック製のカードを申請することによりフル機能が使えます。プラスチックカードが届けば、国内はもとより海外でも決済に使えますので、まだ持っていない方はこの機会に作ってみてください。