2018年8月24日金曜日

ノックスクート関空線開設へ、グループで毎日1便に

Nokscoot(XW=NCT、ドンムアン区)は、6月から運航開始し好調な滑り出しを見せている成田~バンコク(ドンムアン)線に続いて、関空線に就航すると発表、航空券の販売を開始しました。既にあるScoot(TR=TGW、シンガポール)の関空~ドンムアン~シンガポール線と合わせ、Scootグループで大阪~バンコク間に毎日1便を運航します。

《10月28日から有効》
XW111 KIX0830~DMK1245 月・火・木・土曜運航
XW112 DMK2350~NRT0710+1 月・水・金・日曜運航

(機材はB772ER Scootbiz=ビジネスクラス24席、エコノミークラス391席)

関空~ドンムアンにはタイエアアジアX(XJ=TAX)が毎日2便を運航していますが、Scootは2015年7月の就航以来週3便のままでした。当初、ノックスクート担当でドンムアン~関空線を毎日1便ないしは週4~5便程度運航する予定だったのがタイ運輸省民間航空局に対するICAO(国際民間航空機関)のSSC指摘によって認可手続きが間に合わず就航できなくなり、止むを得ずScootがシンガポール~関空間で獲得していた毎日1本のスロット(発着枠)のうち、週3日分をバンコク経由、残る4日分を高雄(台湾)経由としたことによるものです。その後、SSCは解除されましたがScootが獲得した追加のスロットは関空まで直行のホノルル(アメリカ・ハワイ州)線に割り当てられ、現状ではScoot担当のバンコク経由関空止まりを増やすことが出来ません。

そこで、Scootのバンコク経由関空線が運航しない週4日間をNokscootのドンムアン始終着便でカバーし、関空~ドンムアン間はScootグループ全体で毎日1便という形になります。

会社側では片道最安8,900円(諸税込み、燃油サーチャージなし)のセール価格を用意し、自社と親会社のScoot、ノックエア(DD=NOK サトーン区、SET上場)のHPで販売しています。