2021年4月4日日曜日

[524]バンランプー経由1カ月で復活

首都圏バス民間委託最大手のスマートバス(チャトチャック区)は、[524](ラクシー記念塔~新南バスターミナル)の経路を一部変更しました。3月までは王宮前広場発着だったものを、シリントン通り経由新南バスターミナル行きに変更したところ旧市街北部在住の乗客からクレームがあったのか、王宮前広場経由新南バスターミナル行きに変更。長年愛用していた乗客に配慮しました。

Facebookページ『Rotmaethai(ロットメータイ)』が伝えたものです。

[524]は1990年代にはランシット2車庫(パトゥムタニ県ランシット郡)まで行っていた[3]と異なり、ラップラオから先パホンヨーティン通りを経由してラクシー記念塔(BTSパホンヨーティン線ワットパシーマハタート駅)まで行っていました。これらは、カセサート大学やシーパトゥム大学(どちらもチャトチャック区)とドゥシット区・プラナコン区北部を結ぶ足として重宝されていたため、3月のルート変更でサンヒー交差点(ドゥシット区)を右折してラチャウィティ通り→シリントン通りへ入ると変更された際に、乗客からクレームが入った模様。このため、会社側は長年の愛顧を得ていた乗客に配慮して、従来通りテウェート・バンランプー(プラナコン区)経由としつつも、新南バスターミナルまで行くようにするルート変更をしました。

これにより、カオサン・バンランプーを根城としているバックパッカーが新・南バスターミナルへ行く際に、使えるバス路線がわずかではあるものの、増えることになります。また、ドンムアン空港から[59]のバンケン車庫打ち切り便で第11軍管区駅(バンケン区)で降ろされた時も、中心街方面への乗り継ぎが可能になります。