2009年11月4日水曜日

日本製寝台車が運用離脱

 10月4日のプラチュアップキリカン県での列車事故前記事「列車脱線の責任はどこに」参照で同型車が被災した、日本製寝台客車「14系15形」が、タイ国鉄の運用から離脱していることが董事長ふくちゃんの調べで明らかになりました。

 ふくちゃんはビザ更新でコタバル市(マレーシア・クランタン州)に向かうため、11月1日(日)午後3時35分発のバンコク・ファランポーン発ヤラー行きRAP169列車に乗車しました。その途中、チュンポン駅で問題のEXP84列車(トラン→ファランポーン)と交換しましたが、事故前には毎日連結されていた日本から来たブルートレインが、連結されていませんでした。
 代役は韓国・大宇重工(現社名:現代ロテム、慶尚南道昌原市)から輸入された、タイでは標準的なステンレス車体のエアコン寝台車です。運用を外れた14系はバンコク・バンスー操車場の片隅に留置されていました。