2010年2月17日水曜日

ベトナム大使館は超異例の9連休中!!

 中華文化圏にとって、春節(旧正月)は最も重要なお祭りのひとつ。ベトナムでは「テト」といい、サイゴン陥落(南部解放記念日)や独立記念日と並ぶ重要な祝日、そして1年に1度、まとまった休みが取れる時期です。

 在バンコクベトナム大使館(パトゥムワン区)では、今年は2月15日(月)から19日(金)まで、5日間の休みを取ると掲示しました。通常、ベトナム本国からは「旧暦の大晦日から元月(1月)3日までにあたる日を休みとし、その間に土日がある場合は後に振り替えよ」という指示が出ますが、今年は異例でした。


 労働社会省は、今年の旧正月(旧暦1月1日)が日曜日にあたることを重視。旧暦大晦日(2月13日)が土曜日なので、土日両方の振り替えとして2月17日(水)と18日(木)を休みにし、さらに19日(金)も休みにして代わりに27日(土)に休日出勤をさせるという提案をしました。これで今週、15日から19日まで公務員関係は1週間まるまる休みになり、さらに前後に週末が2回あるので、合計9日間という、ベトナムとしては極めて異例の長期休みになります。

 ベトナム外務省は在外のベトナム公館すべてに同様の指示を出しており、ベトナム入国にビザが必要な外国人は、多くが足止めを食っているといいます。ベトナムにビザなしで入国が可能な国は次の通りです。

日本(15日以内)
・韓国(15日以内)
・ASEAN加盟各国(ミャンマーを除く。30日以内)
・スカンジナビア3国(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー。15日以内)
・フィンランド(15日以内)
・ロシア(15日以内)

 これらの諸国に住んでいる方は別としても、一番割を食っているのは北欧以外のEU圏とアメリカなのだそうです。

 カオサンの旅行代理店では、例えば今日、2月17日の夜にベトナムビザの取得を希望する欧米出身者が代行を頼んだとしても、2月22日(月)にならないと代行屋はパスポートをベトナム大使館領事部に持ち込むことができません。従って、そこから審査に3営業日ないし4営業日かかるとなると、ビザがもらえるのは早くても2月の終わりになるといいます。今週カンボジアへ移動して、週明けまで待ってシアヌークビルやバッタンバンの総領事部で即日ビザをもらったとしても、ベトナムに入れるのは早くて23日(火)。待ちきれずにハノイ・ノイバイ空港やホーチミンシティ・タンソニャット空港で到着ビザを取得しようとすると申請料(US$20)だけでは済まず、地場の旅行代理店に事前に連絡をし、有料で招聘状を出してもらうなどの裏技を使わないといけません。

 カオサン通りでは、ファランが予定を変更してカンボジアやラオスへ向けて出発したり、逆にテト休みを知らずにパスポートを預け、ビザができるまで待たなければならなくなったバックパッカーもいるなど、思い思いにこの期間を楽しんでいます。

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